岡山の南の方にある不思議な川の中の集落を尋ねました。
この辺りは埋め立て地なんだけど、川の脇に小高い丘があって、その山頂あたりに神社があるのです。
予想以上にきれいに整備されてて素敵な場所でした。
江戸時代の干拓ののちに東幸島山の小高い丘に稲荷神社を創建しました。
この土地は江戸時代の干拓の前は海でした。
でも、この幸島稲荷神社が建てられている場所は小高い丘になっているのです。
どうしてなんだろうと調べて後で知ったのですが、ここは古代から島として存在していたんだそうです。
入山口は、知らなければこの山に神社が存在するとは気づかないようなところです。
目立たない細い道から長い階段を登って行きます。



上へ上がって行ってみても人けはないのですけど、とてもきれいにされてます。
地元の方に大事にされてるだろうなぁ。

立派な拝殿がありました。

一直線で曲がりの無い珍しい注連縄が掛けられています。

本殿の後ろ側に回ると、突如現れる巨大な岩群(磐座・いわくら)!
こんな山の上にどうして?……不思議。
この平野部でここだけに巨石があることから、昔の人がここを特別な神聖な場所(宮山)として選んだんじゃないかと言われているらしいです。

この巨岩群の前には小さな社が設置されていて、神社が祭祀している形跡もあります。
岩石信仰があったのかもですね。
稲荷信仰以前にも山や岩を神様とする「原始信仰(岩石信仰)」があったことは、ほぼ間違いないと思われます。

境内から見える海と山の景色がすばらしい。
橋も見える。



地図にはポツンと「稲荷神社」とあるだけのこの神社。
ふもとを歩いていても神社の気配が全然わからないんです。
地元の人だけが知る、知る人ぞ知る神社なのかな。
「ちょっと行ってみようかな」くらいの軽い気持ちで登ってみたのですが、行ってみて本当によかったです!



コメント