掃除機との決別
掃除機への絶交宣言
私が掃除機を手放したのは、もう10年も前のこと。
掃除となれば重たい本体を引きずり出し、部屋を移動しては電源コードをあちこち挿し直してはブンブン振り回す。
気づけば本体はひっくり返り、コードは抜け、騒音と「なんかにおいそう」な排気が部屋に充満する……。
部屋の隅っことかむずかしくない?
あのフィルター掃除って、いやじゃない?
それに掃除機って、どこに置くの。
あれ視覚に入れたくないよ。
「もう無理、きらい!」
そう思って、流行りのハンディクリーナーや充電式も試したけれど、結局どれも「なんか違う」の繰り返しでした。
ほうきサイコー
転換:ほうきという、究極の「格下げ」
そんな私がたどり着いたのは、一周回って「ほうきとはたき」でした。

これがもう、いいことしかなかったんです。
一番の変化は、掃除を腰が重くなる「イベント」から「日常の動作」へ格下げできたこと。
「よし、やるか」という気合がいらない。
汚れを見つけたら、呼吸をするようにほうきを手に取る。
ササッと掃いて、一瞬で戻す。ただそれだけ。
音も出ないから、夜中に思い立っても平気。
あの「掃除機」にまつわる心理的ハードルが消えただけで、地味なストレスが解消した。
便利なはずのものが私にとってはそうじゃなかった。
昔ながらの道具が一番ラクだったのだ。

深掘り:はたきと棕櫚(しゅろ)の魔法
私のうちは広くないので、日々の掃除はほうきで掃いて2、3分。
ほうきって細かいところや段のあるところもサッサッサーってはける。
そして、ときどきは はたきもかけます。
「はたきって、ホコリが舞うでしょ?」
以前の私はそう思っていましたが、実は「ホコリを舞わせるのが正解」。
照明や棚、壁、カーテンを適当にトントントンとして、ホコリを床に落とす。
最初のうちは確かにはたきをやるとホコリが舞います。
でも、定期的にシャシャシャーとやっていれば、舞わなくなってくる。
部屋全体の空気が、いつも静かに整っている感覚です。
ちなみにはき掃除の方は、私が愛用している「棕櫚ほうき」の場合、少し油分が含まれているのでホコリが舞いにくく、掃くたびに床にツヤまで出してくれるのだ。
はたき、ほうき、そして「はりみ(ちりとり)」。
このセットにフロアワイパーがあれば、もう最強です。
結論:一生モノの相棒と、自由な時間
職人さんが丁寧に作ったほうきは、ただそこにあるだけで美しい。
クローゼットの隅に隠さなくても、ポンと置いておくだけでサマになるし、何より道具自体に愛着が持てます。
「家電の寿命」とかも関係ありません。
手入れも超カンタン。
私はこの相棒たちを、一生使うつもりです。
私が使ってるお気に入りの道具たちはコレ👇


コメント